(暴)風と共に去りぬ
どうも。
deadfishです。
明日は明日がふく!
地でいくような男が現れました。
正確には現れたって言うか、戻ってきたって言うか。
入学時より仲の良かったヤツなんですが、東京で武者修行中に上司(指導教官)にプッツンして病院を飛び出し、挙げ句には学校にも姿を見せないでそのまま消息不明だった男なんです。
一昨年の冬の研修はお互いに近場の病院だったので週一で会って愚痴りながら酒を飲む、みたいな事もやってたんですけど。
「久しぶり…。」
服装が一段とワイルドになった状態でヤツは目の前に現れました。
なんでも諸国を漫遊し、見たいものを見て土地土地で住み込みしながら医療業務に携わっていたそうで。
戻ってきた理由を聞くと僕が借りていた「臨床ケーススタディ」の本を取りに来たことと、今後の人生を古巣の先生に相談しに来た…ということでした。
いや、遅いだろ(汗)
自分から垣根を作ってしまったことに対して反省はしているんですが、やっぱり一年違えば立場も違いますし何より時期的にマズい。
僕は昼間は色々あって時間的に人の事について助けてあげられる余裕がないんです。
…夕方以降なら構わないんですけどー。
まぁ、僕が勉強している間にヤツは講師と話した後、「旅に出る」といって消えてしまいましたが。
気付くと学校から全ての物品が消えているほかアパートの解約手続きも人知れず終えていたりと、昔から隠密ばりの仕事をするヤツだったのでいきなり消えても驚きはしないんですけど。
いいのかー!
外は暴風警報と波浪警報だぞー!!(そっちに心配)
「After all, tomorrow is another day. (明日は明日の風が吹く!)」
そんな去りゆく彼に映画になぞらえて一言。
「Frankly, my dear, I don't give a damn. (はっきり言ってね、おまえ、そんな馬鹿げたことおれの知ったことか)」
あれ…僕ってこんなひどい人間だったっけ(汗)
では今回はこれで失礼します。
それでは