「正しくない」って事だけ正しい

どうも。
deadfishです。

今週も14才の母見ました。

こんなに頭が締め付けられて動悸を感じるドラマも珍しいです。
普段、偉そうな態度取ってる癖にこういう胸を締め付けられるような切ないドラマを見たり、自らを鍛えると称して自分を窮地に追い込んでみたりと。
実は僕は「脳内M」もしくは「脳内ハードコア」なんじゃ…。
と思ってしまいます(苦笑)


そう。
そうです!
高畑先生良いこと言った!
16才以上での婚姻が認められてるのは(逆に言うとそれ以下の年齢での婚姻が認められないのは)妊娠や出産の際にかかる母体への負担がまあ通常、現代医学的に死に至るものじゃないだろうと判断されるに足るからです。

別に倫理的に、とか精神年齢的に、経済(社会)的にとかって言う理由も勿論ありますが一番は母体保護です。
婚姻に関する法律ってのもそうですが、母体保護法ってのも絡んできますよね。
ドラマを見ている内によっぽど男がこういうものを知らなきゃいかんなとつくづく思いました。
自分が苦しまないからこそよくよく勉強するべきですな。
明日から医療法律の本も読もう…。


あー。
主人公以下、周りの人物の主張それぞれがかしいでおります。
まあ一般的にトラブった場合、全員が一丸となって問題に立ち向かう視線ってのが出来るまでには色々問題があり、時間も掛かりますからね。

それにしても
主人公の親は「堕胎し、忘れろ」
主人公は「出産したい」
相手の親「知りません」
相手「俺が父親だ!真剣に向き合う!でも堕胎して」
ですからね。

バラバラの方向ですがこれはこれで、と言う感じがします。
お互い?というかその人その人の視点に立ってみると、憎いからそれぞれの主張をしている訳じゃなく。
特定の人物の色々(いわゆる身体的に、社会的に)を守りたいから出る言葉なので一つの愛情の形かな、と。

主人公の親は主人公に悲しんで欲しくないし、自分の子供だから守りたい。
主人公はお腹に宿った子供を愛おしんで産みたい。
相手の親は子供を社会的に守り、障害なく成長して欲しい。
相手は子供は知らない、でも自分が好き主人公が好き。
で全部、愛情。

愛とか幸せってもんが未だに普遍的にならない以上、こういう場合も「正解」なんてないんだなぁと思いました。

結局全て正しくない。
守るのも責めるのも。
出産するのも堕胎するのも。
後悔することも前向きになることも。
多分、平等に価値がない。


あー、明日また議論してて総叩きにあいそうな予感がします(汗)



では今回はこれで失礼します。
それでは